お米の収穫期を迎えた岡山県南部、
至る所で家族総出の作業風景を目にします。

されど、赤米の収穫まではまだまだ。
ゆっくりと実を肥やす赤米は、
秋が深くなり肌寒くなるまで待たなければいけません。

それでも穂が頭を垂れ始めた田んぼに伺い、
若き生産者と共に、その育成を愛でさせてもらいました。

神事に使われる赤米が日本で育成されているのは、
ここ岡山県(総社市)と長崎県(対馬市)、鹿児島県(種子島)だけ。
改めて、赤米の希少性と守り繋げるべき意味を教えて頂き色々考えさせられた昼下がりです。

目を移せば、赤米の実る先には備中国分寺の五重塔。
こんな私でも、とても厳かな気持ちになり、
心と姿勢がしゅっとなるから不思議です。





IMG_20161018_160109


IMG_20161013_122221
IMG_20161013_104455